抗菌加工、抗ウィルス加工の生地(フルテクト)を使用した羽毛布団が入荷しました。
おふとんのがわ生地上のウィルスや細菌を除去するので 安心してお休みいただけます。
このご時世にあるとうれしい一枚ですね。
がわ生地は軽量ですので 羽毛を圧迫せずにふんわりとした状態をたっもってくれます。
この冬、おススメの一枚です。
●キルト方法/4(ヨコ)×5(タテ)キルト(立体キルト)
●サイズ/150×210cm(シングル)
●側地/ポリエステル85% 綿15%(抗ウイルス加工)
●詰め物/ハンガリー産ホワイトダックダウン90% フェザー10%
●詰め物重量/1.30kg
●日本製
●エクセルゴールドラベル付き
●ダウンパワー/350cm3/g以上
●ハンガリー産ホワイトダックダウン
ハンガリーダウンには長い伝統があり、その最高級の品質により
ハンガリーダウンの名は世界中に知れわたっています。
常に暖かく、また耐久性にも優れたハンガリーダウン。
羽毛布団に最適です。
◆◆羽毛ふとんの選び方・・・
羽毛布団を買いたいけど、市場にはピンからキリまで幅広い価格帯の商品が販売されており、
何を基準にしてどう選べば、自分に合っている商品が見つかるのか分からない。
「どの羽毛布団を買えばいいですか?」と当店にも、よくご質問をいただきます。
羽毛布団の要素は大きく分けて3つ。
1.ダウン(羽毛)-ダック・グース・マザーグースなど
2.キルト(法制)-立体キルト・完全立体キルト・ツインキルトなど
3.側生地-綿や合繊など
羽毛布団は、この3つの要素が高水準でバランスよく作られている布団ほど、良い羽毛布団という事になります。
羽毛布団はダウンジャケットを例に考えると、どの要素がどう影響するのか考えやすくなります。
良いダウンを入れたジャケットでも、側生地がカサカサする質の悪いものだったら良さも半減しますし、
細かなブロックに分かれたこだわりのウェアであっても、
中に入っているダウン自体の質が悪いと羽毛の臭いが気になったり、羽の軸が縫い目から飛び出してきたりと総合的な良さは出ません。
羽毛布団もダウンジャケットと同じで、羽毛だけが良くても、100%羽毛布団の温かさが発揮されるとは言えません。
例えば、ダウンパワー440の羽毛布団をたっぷり1.2kg使った羽毛布団を作ったとして、側生地に合繊を使い、キルトを4×5マスの立体キルトであれば、
体へフィットしにくかったり、暖かい空気を十分に含めないなどの理由で、本来の羽毛の持つ力を100%発揮できないと言う事が起こってしまいます。
また、良い羽毛であれば、充填量をそれほど多くしなくても、例えば1.0kgでもキルトや側生地との総合的な物作りによって、
ダウン85%物が1.2kg入った物よりも十分暖かい羽毛布団が出来上がります。
つまり、良いダウンにこそ、良いキルト、良い側生地を使ってある物を選ぶ必要があります。
羽毛の中身には、主に「ダック(あひる)」または「グース(ガチョウ)」のダウンが使用されています。
多くのふとん屋さんや、専門店がダックではなく、グースを使った羽毛布団をおすすめしています。
それには暖かさ以外の2つの理由があります。
一般的に「ダック」の方が安価ですが、少し羽毛特有のニオイが強いのが欠点
ダックは雑食性で、何でも食べるのに対し、グースは草食性の傾向が強い水鳥です。植物類を主とした食料で育ったグースは、
ダックに比べて水鳥特有の獣毛臭が薄くなります。もちろん完全になくなるわけではないのですが、
あの独特のニオイが苦手と言う方には是非お試しいただきたいぐらいの差がございます。
動物園の鳥ゲージ内の臭いがダメな方は、ダックを買うならば覚悟をした方が良いかもしれません。
羽毛を拡大していくと小羽枝と呼ばれるフシがあります。グースはこの小羽枝が細く密生していて均等に配置されているのに対し、
ダックは繊維が太く、先端に偏っています。そのため、子羽枝の自重でどんどん丸まってしまい、
玉ダウン(劣化した羽毛)になりやすい構造です。玉ダウンになってしまうと、
クリーニングなどをしても元のふっくらとした状態には戻りにくくなってしまい、良い状態とは言えなくなります。
羽毛布団のキルトの種類について
羽毛布団のキルトの種類には、平面キルト(タタキキルト)、立体キルト、二層キルト(ツインキルト)があります。
羽毛布団で多く流通しているのは、立体キルトです。冬用の羽毛布団をお考えなら、
立体キルトか、さらにあたたかい二層キルトをおすすめします。
羽毛布団と相性のいい生地とは?
羽毛布団に使われる代表的な生地には以下のものがあります。
合繊生地(ポリエステルと綿が混じっているもの)
綿、超長綿生地
シルク生地
その中で最もおすすめなのが、「超長綿(ちょうちょうめん)」の生地です。
側生地を綿素材にすることによって 吸湿性を高めます。
寝ている間の汗や湿気を吸ってくれ さらっとした気持ちの良い肌触りを保ち
朝まで快適にお休みいただけます。
肌に優しく 小さなお子様にも安心です。
干し方・・・
天日干しをされる場合は ふとんを白いシーツで覆って干してください。
干す効果は 湿気を取り 保温性を高め かさ高性を増し 弾力性を増し 殺菌効果があります。
午前10時から午後3時くらいの間に できるだけ表と裏を均等に干してください。
収納方法・・・
お布団は湿気を嫌いますので なるべく湿気の少ないところに保管してください。
保管の際には重いお布団は下に、軽いお布団は上に保管してください。
羽毛のふくらみについて・・・
羽毛布団は使うほどに空気を含みふっくら膨らみます。
一年くらい使用したものが一番ふくらみがよい状態になるといわれています。
新品の羽毛ふとんは小さく収納されており 最初は その薄さに驚かれる方もおられますが
ケースから出してしばらく出しておきますと 徐々に膨らんできます。
ただ、寒い季節の場合はすぐには膨らみにくく 見た目にふっくらするまでは時間がかかりますので
温かいお部屋で 広げておくのがよいです。
実際にご使用いただくと その保温性の効果は発揮され、暖かくお使いいただけます。
また、カバーをかけていただくと 羽毛ふとんとカバーの間に空気の層ができ
より暖かくご使用いただけます。
製品の臭いについて・・・
羽毛や羽根、羊毛には 人体に体臭があるようにそれぞれ特有の臭いがございます。
これは人間の髪の毛と同じように 羽毛、羽根や羊毛にも適量の油脂が含まれているからです。
この油脂は機能上必要なもので これを製品の加工過程で取り除いてしまうと
せっかくの特性まで失ってしまうことになりますので
完全には取り除くことはできません。
これが独特の臭いとなり、梅雨時期や夏場などの湿気の多い時期や暑い季節になると
臭いが強く感じられてしまうのです。
この臭いは時間とともに段々と薄れていきますので ご安心ください。
臭いを早く飛ばしたい場合は お布団を広げて風通しの良いところで
陰干ししていただくか 扇風機の風を当ててていただく事を
おすすめします。
羽毛は天然のエアコン・・・
羽毛布団は吸湿性・放湿性に大変優れ湿気の多い時には十分な湿気を取り込み
少ない時には湿気を放湿して 補う性質がおります。
その為、汗をかいても蒸れることがなく気温の変りやすい季節の変わり目に
ピッタリです。
寝具の役割 ~掛ふとん編~
・掛けふとんの基本的な役割は防寒です。体を冷やさないためには
汗の処理が大切です。
汗の吸収発散が悪い生地を使用すると蒸れ感があり、
濡れている状態になり体が冷えてしまいます。人間は寝ている間に
コップ一杯分の汗をかくと言われているので掛ふとんを購入する際は
蒸れにくい素材を選ぶとよいかもしれません